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2016年10月24日 事業情報 小形風力発電事業
災害対策独立電源としての小形風力発電機の販売のお知らせ
株式会社シルフィード(東京都中央区、代表取締役社長:大亀裕、以下「シルフィード」)は、阪和興業株式会社様(大阪市中央区、代表取締役社長:古川弘成、以下「阪和興業様」)のご協力の下、施主の松山鋼材株式会社様(千葉県旭市、代表取締役:向後賢司、以下「松山鋼材様」)の新設集合住宅向けに、災害時のライフラインを確保することを目的とした独立電源の小形風力発電機(VAS-3.0)を販売いたしましたのでお知らせいたします。
導入の目的
松山鋼材様は、先の東日本大震災で甚大な被害を被った千葉県旭市エリアに本社を有し、災害時のインフラの重要さを再認識されたことから、新設する外国人研修生向け社員寮に独立電源の導入を決定されました。
シルフィードでは、販売元である阪和興業様(東京本社鋼管販売部)を介して、災害時にライフラインを確保しエネルギーマネジメントを可能にした独立電源を用いた最適なソリューションをご提案し、小形風力発電機(VAS-3.0)を採用いただくに至りました。
主な特徴
平常時はガス給湯器用電源、浄化槽ブロワー用電源、一般家電用コンセントとして使用し、万一災害などで商用電源が使用不可能になった場合でも VAS-3.0 からの電力供給によりこれらの負荷を継続して使用し続ける事が出来ます。また、断水が発生した場合には電動地下水汲み上げポンプを作動させて生活用水の確保が可能となります。
これらのライフラインを確保する事で、災害時においても下記のような設備の利用が可能となり、被災者の受けるストレス低減に大きく寄与する事となります。
- 衛生面
- 食事面
- 通信面
・シャワーの利用
・水洗トイレの利用
・炊飯器等の一般家電の利用
・携帯電話の充電
また、松山鋼材様では、災害時は寮生だけでなく、近隣の被災者の方々にも避難所として開放することを予定されています。
【小形風力発電機システム構成イメージ図】
・集合住宅向け